くぐつ島生活記

山登りは自分で学ぶ。本をたくさん読む。それが生活のきまり

Category: 山行記録2009 (page 1 of 3)

忘年山行

昨日帰省しまして、実家なうです。

先週末に仕事納めをしてからは、たまりにたまった家のことや事務処理などを片付けていたのですが、一昨日、久しぶりに高尾山から陣馬山まで歩いてきました。今年の登り納めということで、いわゆる忘年山行ですね。

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6月から高尾を登り初めて、初夏、夏、秋、冬と高尾-陣馬縦走路を見てきましたが、やはり今の冬が一番いいですね。

何よりも、茂っていた緑がすべて枯れ、山の見通しがすばらしく良好で、逆に山がキレイに見えました。昨日歩いて、初めて山の形を知った場所まであるくらい。

秋は、恐ろしく混雑していましたが、さすがに今の時期は人が少なくて、紅葉の時にぎゅうぎゅう詰めになっていた高尾山頂も閑散としており、終日ずっと、静かな山をたっぷり楽しむことができました。コンビニで鍋焼きうどんを買っていって、景信山の山頂で、冬晴れの東京を一望しながら食べました。動いていないとすぐに寒くなるので、うどんなんかはとてもあったまっていいですね。周りの人たちのうらやましそうな目にちょっと優越感を感じました(笑)。こういうのはやったもん&運んだもん勝ちです。

ずっとこの高尾と陣馬を行ったりきたりしましたが、最初はヘトヘトになりながら陣馬へたどり着いたり、美しい夕焼けの富士山を見たり、夏休み中に思い立ってナイトハイクをして朝まで恐怖と戦い続ける山歩きをしたりしたので、冬の寒い陣馬山頂に立った時には少し感慨深いものを感じました。この縦走路で、今年は本当にいろんなことを学びました。今の自分の大半は、この縦走路で身につけたことに支えられています。誰に言ったらいいのかわかりませんが、感謝の気持ちでいっぱい。山にありがとう。

今年は本当に、山登りを発見した年でした。
その一言に尽きます。

来年は、いよいよトウキョウトレイルにチャレンジしたいですし、実家に帰ってきてから父親から八甲田山の話を聞いてすっかり登りたくなってしまったり、丹沢山塊もまだまだ登ってないところがたくさんですし、夏の富士山も絶対に登りたいですし、またトレッキングスクールの山行も続きます。

もっともっとどんどこ登っていきたいです。取り急ぎ東京に帰ったら、3日に奥多摩の大岳と御岳山に登ろうかと考えています。ちょっとした鎖場つきの岩場もあるそうなので、今から楽しみです。

どうぞよいお年をお迎えください。
 
 

雪山帰還報告

というわけで、雪深い白馬から無事に帰還しました。

いやはや、想像以上にすさまじい大雪で、北国生まれの自分も思わずテンション高くなってしまっていました。家々の軒先につららがあまりなかったので、本当に短い時間に一気に大量に降ったようです。

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山の方は、なんと3メートルもの積雪で、残念ながら山小屋にもたどり着けず敗退でした。
それだけの量の新雪でラッセル体験をしたのですが、入ったとたんに胸まで雪に埋まってしまい、正直言って、5分も続けられればいい方でした。山の上に、別の団体のパーティーが見えましたが、しょっちゅうラッセルを交代しながら登って行ってました。「大雪で行動できない」ということが、実際にどんな状態なのかを身をもって知りました。

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結果としては敗退でしたが、その分、様々な雪上訓練などを行いました。

初日は、その新雪を利用してラッセルや、ビーコンを使用した雪崩捜索体験、雪の埋没体験、雪洞堀りなどを行い、翌日は行き先を遠見尾根に変更して、1、2時間程度で地蔵の頭へ登って降りてきて、その後はアイゼンワークの練習を中心に勉強しました。アイゼンは初めて使いましたが、素晴らしいギアですね。靴のままでは四苦八苦する平らな雪の斜面でも、普通の地面のようにサクサク歩けます。

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気温はマイナス8℃から10℃くらい。風がそれほどでもなかったので、思ったより寒くなかったです。さすがに肌が露出している頬は、風が吹雪くと一気に冷たくなってしまいましたが。目出し帽は薄手のものでしたが、それでも全然有効でした。

様々な雪上訓練を通じて、自分の装備がどのくらい冬山に対応できているかや、装備の不都合など、いろんなことを知ることができて、とても有意義で楽しい山行でした。一度でもこれを経験すれば、奥多摩の寒さや雪などには、ある程度余裕を持って対応できそうに思います。

それにしても、冬の山がこんなに楽しいとは予想以上でした。
ますます登りたくなっちゃってます。

次のトレッキングスクールは富士山5合目。
とても過酷な山行になりそうで、今から楽しみです。

2009-09-27 仙丈ヶ岳 その2

というわけで前回の続きです。

朝は、確か5時過ぎの集合だったのですが、よく眠れた(笑)みなさんは、さすがに行動が早くて、3時くらいからざわざわと起き出していました。自分は時々うとうとしては、肩や足がぶつかったりして起きるのを繰り返し、結局ほとんど眠れませんでした。まだ初めてということありますが、まだまだ修行が足りませんです。

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2009-09-26 仙丈ヶ岳 その1

もう12月ですよ奥さん!
というわけで、年末年始まで、怒濤の山行記録アップキャンペーンを張ります!(笑)。

いやはや、やっとこのネタに手をつけることができます。初参加のトレッキングスクールで行った、南アルプス・仙丈ヶ岳(3,033m/百名山)。初めてのスクール、初めてのパーティー山行、初めての山小屋泊まり、初めての3000メートル峰登頂などなど、何もかもが新鮮で、驚きに満ちあふれてて、きっと、恥ずかしくも、終始目を輝かせていたことでしょう(笑)。

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おなじみのGPSログから起こしたコースと時間です。7:00過ぎに大型バスで新宿を発って、中央高速を経て伊那市に入り、仙流荘前でバスを下車。一般車両はここから先は通行禁止なので、そこから村営バスに乗り換えて、北沢峠の大平山荘前へ到着。そこから支度を調えて、班ごとに分かれての入山となりました。1日目は、馬の背ヒュッテまでの3時間半程度の道のりで、翌朝早くから仙丈ヶ岳山頂へ登り、小仙丈ヶ岳(2,855m)を経て再び北沢峠へ下るというコースです。
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急登と幽玄と紅葉の鷹ノ巣山

高尾オフの翌日の日曜日は、山友達と二人で奥多摩の鷹ノ巣山(1737m)へ登ってきました。また速報的にいくつかの写真のみアップします。

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鷹ノ巣山への登山は自分は2回目ですが、今回は東日原から奥多摩屈指の急登と言われる稲村岩尾根から登り上げ、山頂から石尾根を経由して、沢を流れる川と紅葉が美しい水根沢へ下る、前回とは全く異なるルートを取りました。上の写真は、その稲村岩尾根の前面にそびえ立つ稲村岩。この巨大な岩の北西側の急登を登って稲村岩の上部に取りつき、さらにそこから鷹ノ巣へ伸びる尾根筋を登っていきます。
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ついったー高尾山オフ!

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というわけで、ついったー高尾山オフを行いました!

参加されたみなさま、お疲れ様でした&ありがとうございました!
お陰様で、とっても楽しいひとときを過ごせて、思い切って企画してみて本当に良かったです。

写真は待ち合わせの目印です(笑)。ついったーの人には超分かりやすい。こう言うとき、アイコンをずっと変えてなかったり、同じキャラクターを使ってたりしているとうまく使えますね!

この目印の元に参加予定通りに全員揃い、はじめまして/2度目ましてのあいさつと、簡単な自己紹介をして移動開始です。

歩いたルートは、当初は稲荷山コースを予定していましたが、6号路が秋仕様で登り一方通行になっていて、すれ違いがなくて歩きやすい感じだったので、予定を変更して、その6号路を使って高尾山頂まで登りました。そしてその後は、城山まで歩いて茶屋でお昼ご飯を取り、それから、小仏峠-景信山-小仏バス停という流れでした。

高尾山は、紅葉にはまだ少し早い感じでしたが、天候に恵まれて、気持ちのいい山歩きになりました。

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この日のオフのコースは、本当に山が初めての方が来られてもいいように、短めでやさしい感じの内容にしておいたのですが、登山に慣れている方が多かったのと、足腰が強い方ばかりだったので、予想よりもみなさんサクサク歩けて、コースタイムも全然余裕がありました。

なので、城山のお昼もゆっくり食べて、そしてさらに景信山でも、山頂でみんなでのんびりついったー話とか、山の話とかをたくさんすることができました。

そういえば、景信山のいつもの茶屋のじっちゃんとも久々にたくさん話しました。紅葉シーズンでお客さんが多いせいもあってか、とってもうれしそうに話してくれたのが印象的。おばあさんのお話だと、最近は紅葉の混雑を避けて陣馬側から歩いてくるお客さんが増えたそう。そして、そのおかげで以前よりもお店が繁盛しているそうです。

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それにしても、山の話をしていたときに、自分の高尾-陣馬<単独>ナイトハイクについて、ほぼ全員のみなさんからネタにされ(笑)、きっちり「普通はそんなのやりませんよね」のようなDISられるお言葉を頂き(笑)、実に気持ちが良かったです(爆)。

はっきり言うと、あの真夜中に一丁平で緊張の休憩を取ったときに、自分が一番、「普通はこんなのやっちゃダメだったんだ」(笑)、と思ってたくらいでした。

なので、なんというか、無事に下山してそれをネタにされるだけ注目だけは(笑)浴びているわけで、それがなんだかうれしかったりします。
昔のとあるTV番組の有名なセリフの「いかがでしたか? 喜んでいただけましたか?」(古!)のような。

今回は、自分以外に4人の方と一緒に山を歩いたのですけど、実はパーティリーダーつとめるのが初めての体験で、たくさん勉強になりました。やはり、歩くペースをコントロールするのは最初のうちはいろいろと考えますね。休憩のタイミングとか、再出発の時間の取り方とか、もちろんオフ会なので、特に厳密にしようとは思っていませんでしたが、それでもやっぱり、ある程度はちゃんと管理して歩く必要はありますから、ずっと考えながら行動していました。

来週の土曜は、第2弾の高尾山-陣馬山のロングコースを歩くオフです。
また新しく初めてお会いする方がいらっしゃるのでとっても楽しみ。

キレイに晴れ上がりますように!

2009-09-24 高尾-陣馬<単独>ナイトハイク 2

前回の続き。

景信山を出た後は、だいぶ闇にも慣れ、身体は以前にも増して黙々と歩くようになっていった。

ちょうどこの日の前にみたNHKの登山番組で、「一歩一歩着実に歩いていけば必ず山頂にたどり着く」ということが語られていたが、そんな当たり前で分かり切っていることを、その時の自分は、真に理解し始めていた。しかし、その後徐々に、視野の狭さが延々と続くことにストレスを感じ始めていた。ただただ何時間も、明りが照らされている範囲だけを見続けるというのは、何ともイライラするものだった。

普段あまり使わない道を歩くのは危険と判断し、最も慣れて歩きやすい巻道ルートを使って歩くことにしていた。巻道のルートはどれも西側の斜面をトラバースするルートで、昼間でもとても静かな針葉樹林帯。闇もそのルートだけ一段と濃い感覚におそわれた。高度感も比較的ある場所なのだが、とにかく真っ暗闇なので、高い場所にいる感覚が全くない。上の方を照らしても闇と高い木しか見えないので、まるで、天井の高い倉庫の中にいるような感じがする。

景信山を出る際に、寒くて少し着込んで歩いたのだが、歩いているうちにまた汗をかき始めていたので、その巻道の途中で立ち止まり、真っ暗闇の中、ヘッデンの明りだけを頼りにザックを降ろして一枚脱いだりしていた。

最初のうちは、立ち止まることさえしたくなかったのだが、その時点ではだいぶ余裕が出てきていた。

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2009-09-24 高尾-陣馬<単独>ナイトハイク 1

ようやく、このレポをアップすることができる。
シルバーウィークにふと思い立って、深夜、高尾山から陣馬山まで夜通し歩き、陣馬山で夜明けを見るという登山をした。

事の起こりはやはりついったー。タイムライン上でそんなことをやったというPOSTを見て、自分はこんなことを発言していた。

「なるほど、終電で高尾山口について、午前1時前くらいから登り始めれば、ちょうど日の出前には陣馬山頂に着くのか・・w」

せっかくの遅い夏休み、何かひとつチャレンジしたいと思い、夕方からいそいそと準備をして、23時過ぎに電車に乗り、誰もいない深夜の京王線・高尾山口駅に一人降り立ったのだった。

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