午前3時半に起床。
台風が接近中だったのだが、天気は特に問題なし。日中の雨はわずか程度の予想。気温がかなり下がったくらいで、防寒さえしっかりしていればコンディションは悪くなかった。しかし、前夜の食事のタイミングが影響してあまりよく眠れてなかったことと、体調がイマイチだったこと、そして登り行く時に必ずあるはずの緊張とテンションの高まり具合が切れたことがあり、午前4時半に三頭山登山は中止を決定した。
このところ3週連続で30キロ近く歩いていたこともあってか、精神的にも少し疲れが溜まっていたらしい。よく考えたら、ここ1ヶ月半の間で、ちゃんと家にいて休んだのは1日か2日ぐらいだった。その後の天気が予想より悪くない雰囲気だったのが少し残念だったけれど、でも気持ち的にはすっきりしていた。
というわけで、たっぷり二度寝して、たまりにたまった家事を久しぶりに一気に片付け、伸び放題だった髪もばっさり切って、ゆっくり時間をかけて筋トレを行って、のんびりとF1の生中継を見た休日だった。
若干心配なのは、前日を炭水化物を溜め込む日にしていたので、多くカロリーを摂取していたのがリバウンドになるかもしれないこと。まあまためげずに落すしかないんだけれども。ちなみに5月末から8.5キロ減まで来ている。当面の目標はその倍。
今週は、ひとつ大きなお楽しみと決断がある。
初めて踏み込む領域なのでドキドキワクワク。
それにしても、自分は全然信用されていないのだなあ。
どこにぶつけていいのやらとても困った。
かなりの時間と労力を費やして努力しているのにもかかわらず、理解されないことはいつもつらい。一つ一つの「素人」判断だって、とれほどの調査と分析と検討と考察を重ねていることか。だが、その課程も結果も当然ながら見ているはずもないから、どのような無理解であってもそれは仕方がない。そして、別に見てもらいたいとも全く思っていない。どのみち単独なのだから、やることもその結果も全て自分だけのものだ。
しかし、きっとそういったことも登攀の内なる壁としてそそり立ってくるんだろうと思う。先日も実際そんな現象が心の中にあって、それが挫けるきっかけを明らかに作り出していた。たったあれだけのことなのに、自分にあたえられた心理的影響は予想を超えていた。厳しい急登だけが障害になるんじゃないことを、その時初めて知った。
だからもう分かった。
結局の所、そんなことも全部ひっくるめて登り切るしかないだけなのだ。
岳にあった掟。そのうち2つはこう言われている。
「困難は自分で乗り越える」
「山では笑う」
次の週末は気持ちよく山で笑いたい。