くぐつ島生活記

山登りは自分で学ぶ。本をたくさん読む。それが生活のきまり

Month: 10月 2009 (page 1 of 3)

準備と構想

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写真は、南アルプス・仙丈ヶ岳の馬の背ヒュッテで撮影したナナカマド。
次回の山行記録予告的な。

仕事、八ヶ岳の地図作り、読図、装備の検討、11月の丹沢行きのプランニングと行程表作り、次の奥多摩ターゲットの検討、そして筋トレ・・・を目まぐるしくこなす日々。

なんだか忙しいです。

しかもどうやら、日曜日の方は雨予報なんですよね。
いよいよ、雨対策をバッチリしておかないといけません。ザックカバーを付けていてもザックの中は濡れるときは濡れるので、防水のインナーバッグを検討中。そして、天候によっては赤岳は無理かもしれません。あそこの気温で雨になった場合は、きっとみぞれか雪になるでしょうから。

しかし、楽しみです(笑)。寝ても覚めても頭の中は山のことばっかり。

そして、目下の検討課題は、冬山登山について。

まだきちんと検討してませんが、基本的には登山教室のは行く気満々で、それよりも(笑)、とにかくウェアをどうしたらいいかが今一番の考え事。

冬山は、夏山ほど一般にメジャーではないらしく、情報が少ないのですが、それでもレイヤリングのイメージは大分見えてきました。

あとは、八ヶ岳でまた気温と運動状態と自分の発熱について確かめて、そんで登山ショップでいろいろ確かめていけば何とかなりそうな感じ。

北国生まれで北国育ちの底力が、腐っても山で発揮できるとよいのですが。
 

2009-09-24 高尾-陣馬<単独>ナイトハイク 2

前回の続き。

景信山を出た後は、だいぶ闇にも慣れ、身体は以前にも増して黙々と歩くようになっていった。

ちょうどこの日の前にみたNHKの登山番組で、「一歩一歩着実に歩いていけば必ず山頂にたどり着く」ということが語られていたが、そんな当たり前で分かり切っていることを、その時の自分は、真に理解し始めていた。しかし、その後徐々に、視野の狭さが延々と続くことにストレスを感じ始めていた。ただただ何時間も、明りが照らされている範囲だけを見続けるというのは、何ともイライラするものだった。

普段あまり使わない道を歩くのは危険と判断し、最も慣れて歩きやすい巻道ルートを使って歩くことにしていた。巻道のルートはどれも西側の斜面をトラバースするルートで、昼間でもとても静かな針葉樹林帯。闇もそのルートだけ一段と濃い感覚におそわれた。高度感も比較的ある場所なのだが、とにかく真っ暗闇なので、高い場所にいる感覚が全くない。上の方を照らしても闇と高い木しか見えないので、まるで、天井の高い倉庫の中にいるような感じがする。

景信山を出る際に、寒くて少し着込んで歩いたのだが、歩いているうちにまた汗をかき始めていたので、その巻道の途中で立ち止まり、真っ暗闇の中、ヘッデンの明りだけを頼りにザックを降ろして一枚脱いだりしていた。

最初のうちは、立ち止まることさえしたくなかったのだが、その時点ではだいぶ余裕が出てきていた。

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2009-09-24 高尾-陣馬<単独>ナイトハイク 1

ようやく、このレポをアップすることができる。
シルバーウィークにふと思い立って、深夜、高尾山から陣馬山まで夜通し歩き、陣馬山で夜明けを見るという登山をした。

事の起こりはやはりついったー。タイムライン上でそんなことをやったというPOSTを見て、自分はこんなことを発言していた。

「なるほど、終電で高尾山口について、午前1時前くらいから登り始めれば、ちょうど日の出前には陣馬山頂に着くのか・・w」

せっかくの遅い夏休み、何かひとつチャレンジしたいと思い、夕方からいそいそと準備をして、23時過ぎに電車に乗り、誰もいない深夜の京王線・高尾山口駅に一人降り立ったのだった。

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去来

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写真は、6月に初めて高尾山に行った時に撮影した、セッコクの花。
大木に寄生して咲く、極めてめずらしい花で、これを見に関西から高尾に来る人もいるとか。
東京での初めての登山で、宝物をもらったような気分だった。

本当は、明日、奥多摩の大岳山へ鋸尾根ルートで登る予定だったのだが、見事に雨予報だったので取りやめて、今日、午後から高尾山に行ってきた。久方ぶりの高尾山オンリーデー。

6号路から登り上げて、山頂でバーナーを使ってお湯を沸かし、リフィルパッケージのどん兵衛とおにぎりを一緒に食べ、ゆっくりコーヒーを飲み、そして初めて3号路-2号路-びわ滝-6号路で下山。本当は2回くらい上り下りして稲荷山ルートで下山したかったのだが、以外に早く雨がパラついてきたので、無理せずに降りた。あっという間の3時間。登りも下りも、これでもかというくらい飛ばして歩いた。

3号路と2号路はとても穴場だと思った。あんなに森深かったり、岩がゴツゴツしたほどよく歩きにくいような道だったとは。うれしい発見。
3号路を歩いていると、斜面の稜線の方からたくさんのホラ貝が聞こえ、最後の分岐では知らない仏像群を見つけ、そしてびわ滝に降りると、修験者が滝修行を行っていた(もちろん声しか聞こえない)。高尾山はやっぱり面白くていい山だ。

体力にモノを言わせるスピードで歩きつつ、6月にセッコクを見た場所を改めて特定し、そして何人ものハイカーを追い抜いて、また、多くの人が怖がって、ゆっくり降りてるような斜面を大きいザックを背負ったまま一気に駆け降りた。
いかに自分が山に慣れた身体になったか、今日ほど感じたことはなかった。

そんな風に歩いていたら、意識、無意識にかかわらず、いろんなモノが自分の中を去来していった。

不思議。

多くの人たちが山域中を歩き回り、ほぼ大半が人間の領域に取り込まれているように思える場所なのに、でも、今日ずっと感じていたことは、あきらかに言葉にできないし、まるで秘境のような場所を歩いたような、非現実を突き抜けたかのような感覚が残っている。

大きいお寺があったり、今なお修験道の修行場があったりするのは、やはりきっと、それだけの理由がこの山にはあるのだろう。

もしかしたら、今日は向こうから呼ばれて行ったのかもしれない。
比喩でも冗談でもなく。

次の土日はいよいよ八ヶ岳。
忙しくてランニングする暇はなくても、筋トレだけは欠かすまいさ。
 
 

2009-09-20 北高尾山稜-陣馬山-高尾山 その2

前回の続きです。

堂所山から先は、いつもの高尾-陣馬縦走なので、とてもラクチン(?)です。この日もダブルストックだったので、残った体力にモノを言わせて、足の疲れも気にせずに、ガシガシと力強く歩いていきました。

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あっという間に明王峠。この日はめずらしく茶屋も開いていて、しかもいつものお兄さんだけじゃなく、高校生らしき女の子が店番をしていました。その後陣馬山へたどり着いてから、近くのハイカーが話していたのですが、お店の妹さんだったようです。明王は、茶屋の向かい側にある斜面がお花畑になっていて、高尾・陣馬縦走路ではめずらしいくらいにカラフルなお花をいっぺんに楽しむことができます。
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2009-09-20 北高尾山稜-陣馬山-高尾山 その1

こちらもやっとのアップです。

ついったーのフォロワーである @Masakoさんにオススメ頂き、シルバーウィークに行ってきた北高尾山稜です。

いつもの高尾-陣馬縦走路から一本北側に位置する山稜で、史跡である八王子城跡からスタートして、陣馬山への縦走路へつながる堂所山へ至るコースです。特徴は、数え切れないほどのアップダウンが終始延々と続くハードコースであるということ。登山道も、高尾-陣馬縦走路の非常に整備されまくってて、歩きやすくて、フレンドリーな道とは異なり、一本尾根が隣なだけなのにこうも違うものかと思うほど、荒れ気味で、それほど整備されておらず、やや歩きにくい、本格的な雰囲気の道になります。そのせいか、人もあまり通っておらず、マニアックなハイカー達の隠れた人気コースとなっているようでした。

しかし、思ったよりも山深いところのようで、ネットで行かれた方のブログなどを見ると、何人かの方が道迷いに陥っていました。なので、今回も、地形図を用意してチェックポイントを作り、事前にざっとルートを読んでおきました。

GPSDetail

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雲海を背にして思うこと

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いやね。うれしかったよ。とっても。
時間の関係で長居はできなかったけど、磐梯山の山頂はとっても感動的だったよ。
写真を見ても、自分自身でも普段見たことがない表情を浮かべてる。

ブロッケンも、広大な裏磐梯の景色も、海みたいな雲も。
全部全部うれしくてうれしくてたまらなかったよ。

でもやっぱダメだと思う。

どんなに感動的でも、素晴らしくても、でもこれはやっぱり、ただ連れてきてもらった結果に過ぎないよ。

喜びを知ることはとっても大事だと思うし、行ってる間もすごく多くのことを学んだけれども、でも振り返ると、なんだか自分の山登りじゃないって感覚がやっぱりどこかに残ってる。

うん。

だからせめて、最後の八ヶ岳は、一人山で放り出されても自力で登って降りてこれるだけの準備はすることにした。

でないと、ホントに勉強になって、一番楽しくて、自分にとって最も重要な部分が欠けたまま、また山頂でただ笑ってしまいそうになる気がするから。

そもそもそれ以前に、八ヶ岳は、自分が個人も含めて経験した中で、間違いなく最も難易度の高い登山になるはずで、それを前にして、ただ言われただけの準備しかしないなんて、そんなもったいないことは自分にはできない。

 
本当は。

キツイ風雨とか、途中で引き返すとか、そんな結果になったとしても

自分は絶対笑えるはずなんだと思う。

でないと、きっと山なんて登ってない。

ましてや、真夏の炎天下、延々30キロを何度も歩き続けたり、深夜、闇の山中を恐怖と闘いながら一人で5時間も歩くことなんか、絶対にやっていない。
 

凄いキャリアを持つ先生達の、いろんな凄い話を聞いたことをきっかけにして、雲海を背にする自分からそんなことを振り返った。

宝石のような秋。飛び込みたくなる雲海。

というわけで福島、磐梯山・安達太良山トレッキングより無事帰還しました。
眠気最高潮ですが、取り急ぎ、ピックアップした写真だけ速報的にアップ。

まさにタイトル通りでした。
天気については本当に幸運の連続で、山に心から感謝したい気持ちです。

磐梯山の山頂では、かなり長時間の貴重なブロッケン現象まで見られるという、うれしいサプライズ付き。
温泉も含めて、たっぷり満喫してきました。

磐梯山

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安達太良山

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