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ブログは更新していないが生きている。

夏山が一通り終了してからは、天気の問題や仕事の多忙などで、ほとんど毎週のような山行はしていない。先月末から今月にかけては、三頭山に友達を連れて2回ほど登ったくらい。

7月からの2ヶ月以上もの間、ほとんど休みなしに登っていたので一休みということもあるが、「山に登りたい!」ってイチイチ思っていた頃から心境が少し変化して、とにかく行けばいいってものではないという風に思えるようになったこともある。

毎週登るのは楽しいし、平日も予習や下調べなんかで空いている時間のほとんどをつぎ込むのも全然苦にはならないのだが、基本的に、登山をストレス解消の手段にしたり、自分をただ気持ちよくするためだけに山に登ったりするのが好きではないということもあって、あまりにも登山以外のことをほったらかしにするのは何かが違うと感じるようになった。

また、9月の連休に、テント装備一式を揃えて、初めて2泊3日のテン泊縦走をしてきて、体力に少しは信頼をもてるようになったこともあるかもしれない。18キロの荷物を担いで八ヶ岳を赤岳鉱泉~硫黄岳からスタートして、根石、天狗、茶臼、縞枯を経て北横岳までを単独で3日間歩き抜いた。自分の体力にとってはとてもハードな内容だったけれども、2日目以降は身体も慣れてだいたいの限界も把握することもできて、概ね快調な山行となった。初めてのテント泊縦走は言わば登山者としての総合力を試されるような登山で、失敗や慣れないことなども含めて、たくさんのことを学び取ることができて、とても充実した3日間だった。その山行を終えてからも、いくつか日帰りの登山へ出かけてはいるが、何というか、どこか気持ちの奥底に落ち着いて山を感じられるようになった部分があって、毎週行かなければとか、天気なのにもったいないとか思うようなガツガツした部分がなだらかになったように思う。

山を登り始めて一年が過ぎ、夏の終わりには一年間通い続けたトレッキングスクールも卒業し、そしてその後のテント泊縦走を経て、都会にいる間でも自分が登山者であるといった意識を自然と身にまとっているような、固い地盤のようなものができたのだろう。

2500メートル前後の山はちょうど先週末から今週あたりが紅葉のピークだが、長野北部周辺の高い山の方はもう冬が始まっている。

冬の足音を聞くたびに、今年の冬山チャレンジへの気持ちが少しずつ盛り上がってきている。