4月
7
2010

2010-01-31 大岳山・御岳山 その2

前回の続きです。

大岳山から御岳山へ向かうためにいったん大岳のピークを下ります。時間的にあらかたの人が御岳側から登ったようで、御岳へたどり着くまでの間は、ほとんど人とすれ違いませんでした。自分たちが選んだ奥多摩駅→大岳→御岳ルートはやはり登りがきついのかあまり人気がないようで、山頂にいた人々はみんな逆の御岳→大岳ルートで登っていたようです。

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大岳からの下りは割とサクサク降りられます。休憩してご飯も食べたので元気いっぱい。少し行くとすぐに大岳神社。神社の裏手側から入るような格好。写真は振り返って撮った1枚。単独行の人とすれ違いました。実は狛犬があるのですが、気づかないくらい小さいです。

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大岳神社を出ると休業中の大岳山荘が現れます。思ったより大きい建物でびっくりしました。しかし、外観を見る限りでは休業してから大分経っているようで、再開するには結構労力がかかりそうな感じ。ここに泊まることができれば、多摩三山(大岳山、御前山、三頭山)の縦走も楽に行けそうですね。

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目の前の小屋だけかと思ったら、奥に巨大な建物がありました。かなりでかい宿泊施設のようです。遠くから見るとちょっとしたホテルのような雰囲気ですが、閉鎖されているために巨大な廃墟のようなたたずまいが感じられます。トイレの前にはヘリポートのような広場もあるほど。これらが賑わっていたのはいつ頃のことなのでしょうか。ちょっと気になりました。

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大岳山荘からはしばらくトラバースするような道が続きます。ところどころに鎖場があり、一部は片側が切れ落ちてるところもいくつか出てきますが、道幅はそれほど狭くないので注意して歩けば特に問題ありませんでした。ただ、これが凍結していたり積雪していたりするとちょっとイヤーンな感じになるでしょうね。

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奥の院とロックガーデンの分岐。ここに至るまでも誰ともすれ違っていません。せっかくなので面白そうなロックガーデンへ向かうことにしました。道標には「岩石園」とかかれています。御岳山から来る外国人が多いのか、なぜか英語の添え書きがあります。

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しばらく下っていくとロックガーデンの入り口に到着。何があってロックガーデンなのかと思ってましたが、入ってみるとなるほど、巨岩や奇岩があちこちにあって面白い渓谷になっています。ちなみにこの日はロックガーデンでは誰とも会わず、実に静かな山歩きを楽しむことができました。

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ロックガーデンに入って最初に綾広の滝が目に入ります。写真だとスケール分かりづらいですが、6メートルくらいはありそうです。奇岩の上に木がたくさん生えていて、まるで降ってくるような雰囲気です。

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何とも巨大なカツラの木。樹齢300年。高さ38メートルとか。こんな大きさの木はなかなか目にすることはありません。「お浜の桂」という名前からしてなにか曰くのありそうな木です。奇岩群とおびただしい木の群れを左右に見ながら、渓谷をずっと歩いていきます。離れた斜面でしたが、時折落石を目にしたりして、歩きながら少し注意が必要でした。

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ロックガーデンは、地図で見ている雰囲気よりもずっと奥がある感じでした。枯れ葉から見て、紅葉の季節はすばらしい渓谷美を見ることができそうです。一番奥の東屋で少し休んで、その後はしばらく登り、右の写真の天狗岩にたどり着くとロックガーデンは終わりになります。この岩、鎖がついてて一応登れるようになっているのですが、さすがにチャレンジする勇気はありませんでした。

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ロックガーデンを過ぎたあたりから再び疲れが現れ始めましたが、ビジターセンターに行く用事があったので頑張って先を急ぎました。天狗の腰掛け杉を過ぎたあたりから疲れがピークに差し掛かるも、閉館時間が気になっていたのであまり休憩せずに御岳山へ向かいます。時間の関係で御岳山への登りは後回し。

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山の中からいきなりこんな町に入ったので若干面食らいましたが、もうお客さんはほとんどいなくなってて閑散としている商店街でした。お茶でもどうぞと言われる声をスルーして、すごい勢いで降りていきます。しかしこの町、以外と道が入り組んでて分かりづらく、途中で人に道を尋ねたりして降りていきました。時間がなくなってきたので途中からは軽く走りながらの下山。どうにかギリギリ御岳ビジターセンターに間に合ったかと思ったら、実は30分ほど閉館が遅いことが判明。しばらくぐったりしてから(笑)中に入りました。全身汗でぐっしょり。

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気がついたらビジターセンターの写真を撮るのをすっかり忘れていたのですが(笑)、中では友達が写真に撮った鳥や拾った木の実について詳しくたずねていました。ビジターセンターって初めて入ったのですが結構楽しいところですね。職員の人は(当たり前ですが)ホントに何でも知っていて、何を聞いても親切に詳しく教えてくれますし、展示もよくできていて面白く、また、カウンターにいろんな虫の標本があって、恐るべき敵であるオオスズメバチの実物を初めて生で確認できました。出会った時にそれが何の虫であるかってなかなか見分けづらいですが、一度実物の標本を見ておくと、とても役に立ちます。

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ビジターセンターを閉館間際に出て、再び御岳の町を疲れた身体にムチを打って登っていきました。途中で相当古いケヤキの前を通ります。見ると樹齢1000年!倒れないように木のうろにセメントが詰めてあります。さすがに天然記念物に指定されてました。

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かなり身体が重くなっていましたが、途中の商店街で水分を補給したりして、何とか御岳山へ到着。てっぺんにある神社にお参りして安全登山を祈願。途中の個人名や会社名が彫ってあるおびただしい数の石碑がとても気になりました。

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すっかり日が落ちてきて、夕暮れになりつつある青空。だいぶ疲れてましたが、気持ちはすがすがしかったです。商店街のおばちゃんにも言われましたが、朝からまる一日たくさん歩いた日でした。天気がすばらしくて秋山のように暖かかったのがなによりでした。ケーブルカーの時間が気になりだすまでおやつを食べながらゆっくり景色を楽しんで、そして再び駅へ下りました。

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ケーブルカーの駅の途中でロウバイがたくさん咲いているのを見ました。急いでいるとスルーしてしまいがちですが、友達が教えてくれて立ち止まり、写真をパチリ。とってもいい香りがします。

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降りる途中で振り返ると、御岳の町が見えました。結構な山の上に住んでいることが分かります。ほぼ日没と同時くらいにケーブルカーの駅へ到着。思ったよりも人がいました。

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ケーブルカーの駅からは夕闇に隠れそうな奥多摩の町の灯りが見えました。近くにデート真っ最中の外国人と日本人のカップルがいて、とてもいい一日を振り返っているような会話を英語でしていました。自分の山は、日帰りの場合いつも盛り込みすぎて、安全を考えると余裕がなさ過ぎて良くないと思うのですが、終わってみれば、今日も本当にいろんな出来事があって、頑張って来て良かったなあといつも思います。ただただ登ったり下ったりしているだけなのに、なぜか楽しいこと満載で、自分の感情もたくさん変化するのが自分にとっての山の魅力の一つです。

真っ黄色のケーブルカーで下山して、その後は河辺温泉へ行って汗を流してご飯を食べて、一日を終えました。

3 Comments to “2010-01-31 大岳山・御岳山 その2”

  1. By 辻本, 2010/04/07 @ 13:49

    Twitterから来ました。
    写真がたくさんあって、とても楽しく参考になります。
    大岳山にはすいぶん以前に雨と霙の中を登りました。だから、近いうちにもう一度登りたいと思っていました。
    それにしても、本当に盛りだくさんな山行でしたね。
    次の記事も楽しみにしてます!

  2. By sunadori, 2010/04/08 @ 12:39

    コメントありがとうございます。
    露岩がそこかしこにある大岳は雨だと割といやーんな感じですね。。盛りだくさんすぎて帰りに温泉は行った後はぐったりでした。
    天気がいいと山頂で鳥さんたちがたくさん寄ってくるので、ぜひまた登ってみてください。

  • Tweets that mention 2010-01-31 大岳山・御岳山 その2 | くぐつ島生活記 -- Topsy.com — 2010/04/14 @ 11:54

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